小池百合子が猛進する「石原慎太郎潰し」で都庁分裂!(1)「ないわけが!」と激昂して (2/2ページ)

アサ芸プラス

「この住民訴訟が起こされたのは、12年5月。それから現在に至るまで実務を執り行ってきたのは、都の法務課の職員たちです。彼らは石原氏が責任を追及されることのないよう、準備書面の作成などに尽力してきたのです」

 それがトップダウンによって、ゼロからの出直しとなった。複雑な思いを抱えた職員の中には、

「やってられない」

 と怒りをにじませる者もいたという。

「法務課職員の約半数は司法試験に合格した法律のプロ。エリート中のエリートで、プライドも高い。行政と民事を合わせて200件以上の訴訟を抱えている彼らにとってみれば、『よけいな仕事を増やすな』という思いもあるでしょう。本音の部分では、職員の意見は真っ二つに割れています」(前出・都庁関係者)

 気になるのは裁判の行方だ。2月9日の口頭弁論後に行われた原告側の会見では、弁護団の大城聡弁護士が、

「前回の裁判が昨年の11月17日にあったのですが、その時点での裁判官の心証として、『東京都の主張は、今出されている証拠からは認められにくいのではないか』という話も出ていました」

 こう語って、勝利への自信をのぞかせた。一方で、「かつてのボス」をつるし上げる立場に回った職員の胸中は複雑だ。

「裁判に限らず、一連の築地市場移転問題に関して、石原さんに不利に働くような記録を探し出すよう指示を受けた職員もいます。しかし、都の公文書にはそれぞれ保存期間が設けられ、大半は3年で破棄するならわしなので、証拠らしい証拠は残っていないのが実情です」(前出・都庁関係者)

 小池氏の目にはそれが「隠蔽工作」と映ったのか、

「ないわけないでしょう、ないわけが!」

 と、ある幹部職員の前でイラダチを爆発させたこともあったという。

「よほど頭に来たのでしょう。小池さんは公文書の管理をさらに徹底させる条例案を提出すると見られています」(前出・都庁関係者)

 その猛進ぶりから、事態はにわかに「慎太郎潰しファースト」の様相を帯びてきた。

「小池百合子が猛進する「石原慎太郎潰し」で都庁分裂!(1)「ないわけが!」と激昂して」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 2/23号豊洲新市場小池百合子都知事石原慎太郎社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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