世界遺産の中世の街・プラハが「建築博物館」と呼ばれる理由とは (2/4ページ)

14世紀、カレル4世の命により、ロマネスク様式からゴシック様式に改築されました。最終的な完成を見るまでに着工から600年もかかったため、ルネッサンスやネオゴシックの要素も取り入れられています。
聖ヴィート大聖堂の内部には、アルフォンス・ムハ(ミュシャ)が手掛けた魅惑のステンドグラスが。

このような華やかなステンドグラス装飾が可能になったのも、ゴシック様式の時代からです。
旧市街広場に建つティーン教会も、代表的なゴシック建築。神秘的な印象の塔が特徴で、「これぞプラハ」という景観をつくっています。

・ルネッサンス様式(15~16世紀初め)
ルネッサンスは、イタリアで始まった古典古代文化の復興運動。曲線を用いた、シンプルでありながら華やかなデザインに特徴があります。
ルネッサンス期の特徴的な装飾技法が、スグラフィット装飾(だまし絵)。プラハでは、旧市庁舎の端の建物である「一分の家」にこの装飾が見られます。

離れて見ると凹凸があるように見える視覚効果によって、建物がより華やかに、立体的に見えるのです。