東日本大震災から6年…福島「避難者VS地元住民」県内断絶の悲劇実態!(2)心ない嫌味に悩まされる… (2/2ページ)

アサ芸プラス

その不況前の水準よりは上がったが、騒ぐほどではないんです」

 軋轢の原因となっている賠償金の一つ、強制避難者への東電からの慰謝料(1人月10万円)は、来年3月で打ち切られる方針が示されている。政府は今春にも避難指示の解除を拡大する予定だ。この結果、浪江町、富岡町、川俣町、飯舘村の3万2000人が帰還できることになる。しかし、避難者の多くは帰還を望んでいない。荒れ果てた故郷よりも避難先での安定した生活を選ぶと見られている。

 県内で起きている「福島の断絶」は、時が解決してくれるのだろうか。いわき市で避難者の支援活動を行う男性が話す。

「地方の特性として『あの人は避難者』『あの地域は避難者が多い』という話は時間がたっても残っていく。だが、地元住民も困難を抱えた人を受け入れたという自負を持っていいし、避難者も生活を再建させた自負を持っていいはず。早くそうなってほしい」

 震災が落とした影が薄れるには、6年という歳月はまだ短すぎるようだ。

「東日本大震災から6年…福島「避難者VS地元住民」県内断絶の悲劇実態!(2)心ない嫌味に悩まされる…」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2017年 3/16号東京電力東日本大震災賠償金被災地社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る