石原慎太郎元知事が百条委員会に出てきた真の目的 (2/2ページ)
根っからの民族主義者と捉えれば、石原氏こそ本来の意味での右翼とも言える。
前出の政治部デスクは次のように言う。
「三島との対談で彼は『何の為に死ねるかといへば、それは結局自分のためです』と言っている。彼を理解する上で、この言葉が最も分かりやすい。要するに、彼は自分が好きなだけなのです」
右とか左ではなく“自己愛”。これこそ石原氏の本質だ。23歳で芥川賞を取って以来、半世紀を越えて、ずっと「日本ではおれが一番」という自己愛を貫き、かつ、それを実行してきた。政治家になったのも、東京都知事になったのもそうした欲求のひとつにすぎない。
そんな、“プライドの塊”の石原氏が、小池都知事から「逃げている」と批判されるのは耐えがたいほど屈辱的であっただろう。それゆえ、記者会見を行ったり、証人として百条委員会に出てきたりしたわけだが、石原氏に対する“逃げている”という印象が強まるだけの結果になった。
【