嵐・大野智、滝沢秀明との共演で光った”ポンコツなリーダー”ぶり

デイリーニュースオンライン

Photo by KkleinRN(写真はイメージです)
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 嵐のメンバーとゲストがアトラクションゲームで対戦するバラエティ番組『VS嵐』(3月23日放送、フジテレビ系)に、タッキー&翼・滝沢秀明(34)が初出演した。

 嵐と滝沢といえば、1990年代後半から2000年代の頭にかけて巻き起こった、ジャニーズJr.黄金期をけん引していたメンバー。関ジャニ∞、生田斗真、山下智久らも含め、Jr.約120人でコンサートを行ったこともあり、当時この大所帯をまとめ上げていたのが、絶大な人気を誇っていた滝沢であった。

 そんなリーダーシップとスター性は『VS嵐』でも健在で、滝沢がスタジオに姿を現すと客席のファンは大盛り上がり。また、ゲームの合間に滝沢と嵐メンバーのJr.時代のエピソードが語られると、二宮和也が「いや、もう兄貴だよね」と答えたり、相葉雅紀は滝沢から「いろいろ教えてもらった」と感謝していたりと、今でも滝沢の強いリーダーシップが印象に残っているようだ。

 また、一昨年行われたという、ジャニー喜多川社長の誕生日会についても語られ、ここでも滝沢のカッコよすぎる一面が。この誕生会には、近藤真彦からJr.まで100人以上が集まったそうだが、そのメンバーをまとめていたのが滝沢。松本潤は「仕事終わって現場(会場)行ったら、タッキー“インカム”してたからね」と、プライベートでも抜群のリーダーシップを見せる滝沢の姿を明かしていた。

 滝沢が嵐メンバーから一目置かれる一方、“本物のリーダー”大野智はイマイチいい所を見せられず。対戦ゲストチームから、「6人で食事に行ったとすると、どなたがお支払いを?」と聞かれると、二宮が「タッキーです!」と即答。年齢も事務所に入所した時期も、大野は滝沢の先輩にあたるのだが、なぜか今でも“後輩”のように扱われているようだ。また、チームの勝敗を決める最後の対決で大野は大役を任されたのだが、他のメンバーの活躍が光り、大野は得点に絡むことすらできず。結果的に嵐チームが勝利を収めたが、リーダーらしい姿はすべて滝沢に持っていかれてしまったのだった。

 とはいえ、大野は普段からマイペースでゆったりとした雰囲気をまとっており、メンバーをグイグイ引っ張ったり、大人数をまとめ上げたりするタイプのリーダーでないことは、ファンの間でも知られている。そのため、「なんかタッキーがいると大野くんのキャラが爆発する気が(笑)」「大ちゃんおいしかったなあ~タッキー来てくれてありがとう!」「大野くんの方が先輩なのに、タッキーの大御所感がハンパなかった。その親しみやすさが大野くんらしいけど!」と、滝沢がしっかりしていることにより、大野らしさが引き出されていたと見ているファンが多かったようだ。

 Jr.時代の名残で、大人になった今でも滝沢の弟のような表情を見せていた嵐。これからも変わらない関係性でいてほしいものだ。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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