コミュ力の高さは語尾に表れる? さりげない気づかいフレーズの使い方 (1/3ページ)

新刊JP

『誰とでも仲良くなれる敬語の使い方』の著者、松岡友子さん
『誰とでも仲良くなれる敬語の使い方』の著者、松岡友子さん

なれなれしくなく、よそよそしくない。
人に合わせて適切な距離感でコミュニケーションを取れる人は、社内でも社外でも何かと重宝されやすい。当然、仕事の結果を出しやすくもなるだろう。

こうした対人関係の距離感は、人によっては誰に教えられなくてもできる一方、覚えようとしてもなかなか身につかない人もいる。

両者の違いは何なのか。『誰とでも仲良くなれる敬語の使い方』(明日香出版社刊)の著者であり、企業向けのマナー研修講師も務める松岡友子さんに、この点を中心にお話をうかがった。

■「ちょっとした配慮」は言葉づかいに表れる ――本書のコンセプトである「敬語とは、相手との距離感をはかるもの」という考え方が印象的でした。まずは、このようなコンセプトで執筆しようと思った経緯をお聞かせいただけますか。

松岡:担当編集の方と本書の内容を決めるための打ち合わせをしていた際、「部下が自分に対し、すごく仰々しい敬語を使ってきて……」と悩む姿を目の当たりにしたことが、ひとつのきっかけです。

また、ちょうど同じ頃、又吉直樹さんが芥川賞を受賞して、インタビューで失礼な聞き方をしてきた女性記者を「不思議な距離感の人」と表現したことがあったんです。

これらのことにインスピレーションを受け、「距離感」をキーワードにしようと思いました。

――コミュニケーションをうまくとり、人間関係をスムーズに築くためには、今おっしゃった「距離感」が大切になってきます。

松岡:相手との距離感・関係性を正しくつかむことと同時に、距離感にふさわしいマナーを身につけることも大切です。

たとえば、相手のことを心配していることを伝えたい時、相手が友だちであれば「どうした?」と声をかけるでしょうが、先輩であれば「どうしましたか?」、上司なら「どうなさいましたか?」と訊ねますよね。また、小さい子どもが相手なら、「どうしたの?」とかがんで目線を合わせて訊くのではないでしょうか。

つまり、相手との距離感にふさわしい言葉を選ぶこと、それ自体が立派なマナーであり、コミュニケーションの基本なんです。

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