【プロ野球】ヤクルト・今季の骨格。開幕三連戦で「勝手に」受け取った真中満監督の所信表明 (1/2ページ)

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「勝手に」受け取った真中満監督の所信表明
「勝手に」受け取った真中満監督の所信表明

 プロ野球が開幕し、早一週間が過ぎた。開幕から2カードを終え、読者の方々も贔屓チームが今シーズンを戦う上での「骨格」が見えたのではないだろうか。

 ここではヤクルトファンの筆者が神宮球場で見た「ヤクルトの骨格」を振り返ってみよう。

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■大雨の中での所信表明

 2015年のリーグ優勝した恩恵を受け、ヤクルトは3月31日に神宮球場で開幕戦を迎えた。しかし、天候はあいにくの大雨。試合開始前からスマホやパソコンで球団ホームページとtwitterを確認し続けたが、いっこうに中止の報は出ない。天気予報アプリを見ても雨のマークから一向に変わらず……。

 「本当に試合はあるのだろうか? 」という疑問が頭に浮かんだが、「神宮でこの雨なら中止にはならないよな」と半ば諦めにも近い感情を心にしまい神宮へ。雨とはいえ、さすが開幕戦。17時には多くのファンがコンコースに溢れていた。

 こうして大雨のなかで始まった開幕戦の先発は石川雅規。5年ぶり8度目の大役だったが、ベテランらしい安定感ある投球を見せ6回2失点。リリーフ陣に後を託した。

 1点差の7回からはルーキ、石山泰稚、秋吉亮と盤石のリレーで開幕戦勝利を手にした。7回、8回に計6点を挙げ余裕のある展開になったため、別の投手を出すことも考えられたが開幕戦は「所信表明」の場だ。

 「今年はこの投手リレーで行くぞ!」というメッセージを真中満監督は発したに違いない。

 この試合では、所信表明のメッセージをもう一つ受け取った。ダメ押しの点が欲しい場面での代打に起用されたのは大松尚逸だった。この代打にライトスタンドは沸き「今年の代打陣は厚そうだ」の声も聞こえてきた。

 今シーズンの左の代打一番手は大松になるだろう。今浪隆博が復帰すれば場面によって使い分けもできる。ブルペン同様に層が厚くなったといえそうだ。

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