オスタペンコが今季好調のウォズニアッキを下して準決勝へ [ボルボ・カーズ・オープン] (1/2ページ)

テニスデイリー

オスタペンコが今季好調のウォズニアッキを下して準決勝へ [ボルボ・カーズ・オープン]

 「ボルボ・カーズ・オープン」(WTAプレミア/アメリカ・サウスカロライナ州チャールストン/4月3~9日/賞金総額77万6000ドル/クレーコート)のシングルス準々決勝で、今大会初出場となる19歳のエレナ・オスタペンコ(ラトビア)が第5シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-2 6-4で破って準決勝進出を決めた。

 ウォズニアッキはここ最近出場している14大会のうち11大会で準々決勝進出以上の成績を残しており、オスタペンコにとっては厳しい相手だった。ウォズニアッキが準決勝に進出した場合には、週明けに発表される世界ランクでトップ10に返り咲くはずであった。

「常に攻撃的で安定したテニスをしなければならないということは試合前にわかっていたわ。後ろに下がらず、がむしゃらに全部ボールを打ち返そうとがんばったことがよかったと思う」とオスタペンコは試合を振り返った。

 準々決勝進出者8人の中で最高位であったウォズニアッキに対してオスタペンコはファーストサーブのポイント取得率が73%、ブレークポイントは5本中4本をしのいだ。準々決勝進出者の中で唯一今大会優勝経験のあるウォズニアッキは、水曜日のナイトマッチ2回戦が雨により順延となり、木曜日に1日2試合戦っての準々決勝進出であった。

「チャンスがあればペースを変えたり、いろいろやってベストを尽くしたけど、全然ダメだったわ。オスタペンコのプレーは本当にすばらしかった。もし彼女がいつもあのようなプレーができたら、誰も彼女には勝てないわよ。彼女が打ったボールはすべて入ってきたし、今日は運も彼女の味方だったようね」とウォズニアッキはコメントした。

 また、第11シードのミルヤナ・ルチッチ バローニ(クロアチア)と地元がチャールストンのシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)が対戦。準々決勝進出者の中では最年長となる35歳のルチッチ バローニが6-7(7) 6-1 6-1でロジャーズを退け、地元ファンを落胆させた。

 今大会初の準決勝進出を決めたルチッチ バローニは、試合後に「シェルビーの地元ファンの前でプレーするのは大変だったけど、地元選手を応援するのは普通のことだし、彼女のファンからは敬意も感じたわ」とコメントした。

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