ITプロジェクトの遅延・頓挫を防ぐ5つの秘訣 (1/3ページ)

新刊JP

『進む!助け合える!WA(和)のプロジェクトマネジメント』(ダイヤモンド社刊)
『進む!助け合える!WA(和)のプロジェクトマネジメント』(ダイヤモンド社刊)

■ITプロジェクトの71%は遅延し、その19%は頓挫する

今やビジネスの現場でITは欠かせない存在だ。経理や基幹業務など、ビジネスはさまざまなシステムに支えられている。組織が大きくなればなるほどシステムは複雑化し、やがて組織の大きさや戦略に合わせたシステムへ発展・修正することを余儀なくされる。

多くのシステムと連携し、より大規模に、高度で複雑なものにITプロジェクトを発展させる。そうした大規模ITプロジェクトをマネジメントし、計画通りにITプロジェクトを進行させることは実に困難なことだ。

ある調査では、ITプロジェクトのうち、71%が納期遅延や品質上の問題を抱えており、そのうちの19%が中止に追い込まれているという。

万全の計画で臨んだはずなのに、問題が発生してITプロジェクトの遅延が起きる――。ITプロジェクトの失敗や頓挫は、多額の費用、ビジネス上の機会損失、市場における競争優位の低下など、さまざまな問題を生み出す。それは、プロジェクトマネージャーたちの永遠の課題だ。

しかし、理論次第では対応できないわけではない。プロジェクトの遅延をなくすどころか、工期の短縮も可能なマネジメント理論が存在するのだ。
プロマネたちの救世主となるその理論の名前は「CCPM(※ CCPM = Critical Chain Project Management)理論」。「CCPM理論」とは、世界で250万部以上の売上を誇るビジネス書の名著『ザ・ゴール』の著者、エリヤフ・M・ゴールドラット博士が提唱したTOC(制約理論)に基づくマネジメント理論だ。さまざまな制約条件の中でいかにして全体最適を実現するのかをプロジェクトにフォーカスして理論化したものである。

大手IT企業でエンジニア、そしてプロマネとしての経験をもつ著者が、TOCおよびCCPM理論の提唱者であるゴールドラット博士に薫陶を受け、生まれたのが『進む!助け合える!WA(和)のプロジェクトマネジメント』(宮田一雄著、ダイヤモンド社刊)だ。

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