「コーヒーショップ店員に一目惚れ。でも行動できません」(26歳女性・IT)(ラブホスタッフ上野さん) (4/6ページ)
おそらく9割くらいの方がこの計算を飛ばしたことと思いますが、この計算で私がお伝えしたいことは1つだけで御座います。
∞というものが存在した瞬間、他の要素は結果に影響を与えない。
さて、ここまでお付き合い下さり誠に有難う御座います。長々と続いた前説がようやく終わりました。今回のご質問者様のように「失敗した時のことを考えると、行動ができなくなる」という方に向けての私のアドバイスは、この∞という考えが非常に重要になって参ります。
先ほどコイントスのギャンブルのところで「期待値的にマイナスの行動を人は基本的に取らない」と言いましたが、ご質問者様が行動できないという原因は基本的にはこの原則が理由になっております。
つまり「行動する」という選択を取るよりも、「行動しない」という選択をとった方が得だと思っているから行動をされないということ。そういう意味ではご質問者様の判断と行動は極めて理に適っております。そんな状況のご質問者様に「行動しろ!」とお伝えするのは「割の悪いギャンブルに手を出せ!」と言っているのと変わりません。
しかし、もしご質問者様が頭の中で組み立てている期待値の計算が間違っているとしたら?
それならばその計算ミスを指摘することに意味はあるかもしれません。
それではご質問者様の計算のどこか間違っているかというと、それは「行動して失敗した時のデメリット」で御座います。
今回、ご質問者様は「失敗したら、通勤途中のそのお店に行けなくなる」というデメリットをご質問文でお伝えして下さいました。
極めて微々たるデメリットでは御座いますが確かにデメリットでは御座います。
もちろんご質問文には御座いませんが、「好きな人から拒まれると辛い」というデメリットも御座いますし、そのほかにも色々とあることでしょう。
そして、この「色々と」が期待値の計算の上で非常に問題で御座います。
今回の回答で、もし私が「コーヒショップに行けなくなるくらいどうでもいいでしょう?」という回答をしたら、ご質問者様はそのことについては納得をするかもしれませんが、また新しい言い訳を考えたことでしょう。