「コーヒーショップ店員に一目惚れ。でも行動できません」(26歳女性・IT)(ラブホスタッフ上野さん) (5/6ページ)
そして私がその言い訳を解消しても、また新しい言い訳を生み出す。
つまり、言い訳が永遠であり∞になってしまっている。
先ほどの「パスカルの賭け」風にこの状況を説明すると、
・行動した場合
成功したら嬉しい
失敗したら無限大に悲しい
・行動しなかった場合
特に何も起きない
となります。
ここで重要なことは、失敗したら無限大の不幸があると考えている限り、成功率をどれだけ上げようとも、成功した時の幸せをどれだけ上げようとも、必ず計算上の期待値は「行動しない」を選んでしまうということで御座います。
数論的な話をすれば、仮に「100%成功する」としても、それでも行動するかしないかは「分からない」という期待値の計算結果になってしまいます。そもそも恋愛に置いて「100%」などまず存在しないのですが、仮に100%だったとしても、それでもなお行動をされないのです。
ご質問者様、なかなかに数学のセンスをお持ちの方のようで御座いますね。極めて正確に∞の計算をされていらっしゃいます。
確か理系の高校三年生数ⅢCで学ぶ内容ですので、これを無意識に理解しているのは、フェルマーやパスカルと並ぶような数学の天才かもしれません。
ですので、今のご質問者様の頭の中の計算式をぶち壊すためには、「絶対に成功する方法」も「成功した時の幸せを考えること」も役に立ちません。期待値で考えれば、この数字をどれだけ上げたとしても、期待値は必ずマイナスになります。
唯一必要なのは「失敗した時の不幸」が∞ではないということを理解するということ。
このことを理解しなければ決して動くことはできません。
ご質問者様のように「失敗した時のことを考えると動けない」という方に対して、多くの方は「失敗した時のことを考えるな」とアドバイスをされます。それはそれで正しい面もあることでしょう。
ですが、私は先ほどの数学っぽい話から、真逆のアドバイスをさせて頂きます。