近鉄ライナーズは17日、かつてコカ・コーラレッドスパークスでプレーしていたSH榎本光祐（28歳）と、サントリーサンゴリアスを退団したNO8/FLソロモン・ティーポレ（25歳）の加入を発表した。

　コカ・コーラに5年間在籍した榎本は、昨年はニュージーランドに留学してスキルを磨き、帰国。今度は近鉄の一員としてジャパンラグビートップリーグの舞台に復帰することとなり、「近鉄ライナーズでプレーできることを非常に嬉しく、また誇りに思います。ライナーズの勝利に貢献できるよう精一杯努力します」とコメントした。

　ハイランダーズの育成スコッドに入っていたこともあるニュージーランド人のティーポレは、「近鉄ライナーズの一員としてプレーできるチャンスをもらえて感謝しています。新しいチームメイトと一緒に戦うのが楽しみで、シーズンが待ち遠しいです。常に100％のプレーをして、チームの上位進出に貢献したいと思います」と意気込みを語った。

　新体制も発表され、トップ14（フランス）のスタッド・フランセやプレミアシップ（イングランド）のバース、スーパーラグビー豪州チームのフォース、レッズで指導歴があり、2015年から加わっていたトゥーロン（フランス・トップ14）を今年2月下旬に退団したスティーブン・ミーハンがライナーズのBKコーチに就任。また、日本ラグビー協会のリソースコーチや日本A代表のBKコーチなどを務めたことがある古川泰士がアシスタントコーチとして新たに加わった。

　在籍15年目のベテランSO重光泰昌はプレイングアドバイザーに新任（選手兼任）。

　そして、8年目のHO樫本敦が新キャプテンとしてけん引し、バイスキャプテンにはCTB森田尚希が再任となった。