「これは昭和だ…」と思われているかも? やってはいけない資料の作り方 (1/3ページ)
社内でも取引先でも、自分の提案を通すために作らなければいけないのが「資料」だ。
そこに書いてある提案内容や説明事項、客観的なデータは、意思決定の決め手になるかもしれないし、洗練された資料を見せることができれば自分が「仕事ができる人」と認識されるかもしれない。
では、資料作りで気をつけるべき点とは一体なんだろうか?
4月11日、紀伊國屋書店新宿本店で行われた『できる人が絶対やらない資料のつくり方』(日本実業出版社刊)の刊行イベントで、著者であり資料作成のエキスパートである清水久三子さんがそのポイントを説明してくれた。
■情報過多の時代だからこそ、「整理して必要な情報を詰め込む」
清水さんは現代の情報量の多さに着目した上で、「余計な情報(ノイズ)をいかに取り除き、伝えたいことをちゃんと伝えるか」の大切さを説く。
確かに、どこを見渡しても周囲は情報だらけ。私たちがメディアから受け取る情報量は莫大だ。また、テクノロジーの進化にともなって企業内で流通する情報量も大きく増えた。
だから、資料にもたくさんの情報を詰め込めばいいというわけではない。むしろ逆だ。
清水氏はここで、「ノイズカット」という言葉を使い、伝えたいメッセージに直接関係ない情報を削除する必要性を語る。まずは情報をカットし、その上で伝えたい情報に目線を集めるためのコントラストをつけるのだ。
■資料のデザインにも「トレンド」があることを知ろう「昭和っぽい感じ」
そう思わせる資料がある。具体的にいえば、色みで強弱をつけたり、ギザギザの吹き出しなどだ。一時期前のワードで作ったかのような資料はやはり「古さ」を感じさせてしまう。
他にも古さを感じさせてしまう要素は数多い。例えばフォント(文字の書体)の使い方。