モンテカルロ敗退のマレーがバルセロナに飛び入り参加

テニスデイリー

モンテカルロ敗退のマレーがバルセロナに飛び入り参加

 「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/4月24~30日/クレーコート)の主催者は21日、「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(ATP1000/4月16~23日/クレーコート)で早期敗退した世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が当初の予定を変更して同大会に出場することになったと発表した。

 バルセロナ・オープンは錦織圭(日清食品)が2014年、2015年に優勝を遂げている大会で、昨年の2016年大会ではラファエル・ナダル(スペイン)対錦織の決勝を制し、錦織は準優勝に終わっていた。

 今年の大会にはナダルと錦織のほか、ドミニク・ティーム(オーストリア)やダビド・ゴファン(ベルギー)もエントリー。ナダルと錦織がトップ1、2シードになるはずだったが、マレーの飛び入り参加で錦織が準決勝でマレーかナダルと対戦する可能性が出てきた。

 マレーはモンテカルロ・オープンの翌週ということもあり、ここ数年のこの時期を練習に充ててバルセロナの大会には出場せず、バルセロナにあるエミリオ・サンチェスのアカデミーでクレーに慣れるための練習を行うなどしていた。そのため、これはマレーにとってそう大きな回り道ではない。

 大会ディレクターのアルベルト・コスタは、「世界ナンバーワンを迎えられる贅沢を非常にうれしく思う。ホームファンも喜ぶに違いない」と満足感を口にした。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)
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