スポーツ好きは剥離骨折に要注意!捻挫と間違われやすい症状の特徴 (2/3ページ)

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剥離骨折が起きる原因は? もっとも多いケースとして挙げられるのは「事故」です。

不意に大きな外圧や衝撃が体の一部に加わった場合、筋肉もそれに応じて急激な伸縮を起こします。

あまりにも大きな衝撃の場合、筋肉や靭帯に繋がった骨の一部もそれに対応できずに剥がれ落ちてしまうことがあります。
事故の次に多いのが「運動」です。

剥離骨折はプロスポーツ選手も苦しめられることがあり、運動不足だからといって起きるものではありません。

むしろ継続的に激しい運動をする人ほど剥離骨折の危険度は上がるといえます。

また、これらの直接的な原因の他にも、そもそも骨自体が弱く脆い状態になっていることも剥離骨折が起きやすい状態になります。そのため、カルシウムなどを積極的に摂取し、強い骨を作る必要があります。 剥離骨折の治療法は? 基本的に骨折した際の治療法は、患部をギプスなどで固定し安静にすることです。これは剥離骨折にも言えることですが、加えて骨折箇所周辺の筋肉や靭帯のリハビリも必要になります。

そのため、通常の骨折に比べて剥離骨折の場合は治癒期間が長引くことが多いようです。

スポーツ選手など、職業柄一刻も早く治療する必要がある場合、体内に金属製のネジを入れて固定する方法もあります。

この場合、全身麻酔での手術が必要となり、当然のことながら治療費も高額になります。

また、ネジで固定した骨が安定し回復したらネジを取り出します。これは手術と呼ぶほど大掛かりなものではありませんが、かなりの痛みを伴うことが多いようです。

このように、いずれにしても剥離骨折の治療には医療機関での治療が不可欠です。単なる捻挫と勝手な判断をせずに、早めに診てもらうようにしましょう。 剥離骨折を防ぐための予防法は? 剥離骨折の原因の一つに「骨が弱く脆い状態にある」ことをご紹介しました。当然、カルシウムを補給し強い骨を作ることがもっとも重要なのですが、実は単にカルシウムだけを摂取すれば良いというわけでもありません。
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