生理不順は病気の前兆かも? 年代で違う原因を把握しておこう (3/3ページ)
子宮頸がん
膣と子宮腔をつなぐ場所にできる悪性腫瘍です。いわゆる「がん」です。ヒトパピローマウイルスというウイルス感染で発症します。症状が進むと生理不順や不正出血といった自覚症状が現れます。
甲状腺の病気
甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは卵巣などにも影響を与えているため、生理不順を起こすと言われています。
加齢による卵巣機能低下は生理不順を招く40代後半ごろになると、女性は閉経を迎えます。その前後約10年を更年期と呼びます。閉経前は、加齢によって徐々に卵巣機能が低下していくため、生理周期が乱れてきます。
生理までの期間が長くなったり、ゆっくりになったりと不規則になってくるのです。また、経血量も多かったり少なかったりします。
加齢によって現れる症状ではありますが、生活に支障が出るほどの症状の場合もありますし、更年期だと決めつけていて怖い病気が隠れている場合もあります。
更年期は長期間に渡ることもありますので、かかりつけの婦人科をみつけて受診相談をしていくことが大切です。 生理不順を甘くみない。婦人科受診を定期的に。最初は気にしていた生理不順も、受診を先延ばしにしているうちに当たり前に感じてしまい、結果として症状が重くなって治癒に時間がかかったり、手遅れになってしまうことすらあります。
また、疾患によっては不妊に繋がっている場合もあります。婦人科は若い世代にこそ定期的に通ってほしい場所です。とはいえ受診に気持ちが向きづらいのもわかります。
しかしながら、最近は女性専門の外来も増えてきました。女性医師が担当していたり、カウンセリングを丁寧に行ってもらえるなど、病院側も様々な工夫をしています。
お友達と一緒に受診するもの良いかもしれません。また、家族の方からも気軽に受診を進めてみてはいかがでしょう。
生理不順は健康のバロメーター! 女性にとっては約40年程度も付き合う生理は健康状態を示すバロメーターの一つにもなります。
生理不順から病気が発見されることもあります。生理不順はあたりまえのことではありません。
ぜひ一度婦人科を受診して相談してみることが望ましいでしょう。
(監修:Doctors Me 医師)