平昌五輪後のルール変更で羽生結弦が断然有利になるこれだけの理由

アサジョ

平昌五輪後のルール変更で羽生結弦が断然有利になるこれだけの理由

 来季に迫ったウィンタースポーツの祭典、平昌五輪。フィギュアスケートでは世界王者・羽生結弦選手の連覇や、さらなる世界歴代最高得点の更新を期待するファンも多い。しかし、平昌五輪で世界歴代最高得点を抜いたとしても、すぐに更新される可能性があるという。

 フィギュアスケートのルールは通常、五輪後に変更されるのだが、平昌五輪後には大きな変更があるようなのだ。そしてこの変更が、羽生選手にとって有利に働くと見られている。つまり、羽生選手が自身の記録を超える可能性が増えるということなのだ。

 大きな変更点としては、シニア男子のFSの演技時間が現在の4分30秒が4分に。また、ジャンプのエレメンツが現行の8から7へと1つ減る。さらに出来栄えで加点・減点されるGOEが、現在のマイナス3からプラス3の7段階からマイナス5からプラス5の11段階になるという。

「GOEがプラス5までになると、羽生選手のようにプラス3の演技がいくつもある選手には、さらなる加点が期待できます。高いGOEをマークする選手をより正しく評価するための変更ということのようです。GOEが高ければ、これまでと同じ演技内容でも得点が上がることが考えられますが、ジャンプの要素が1つ減りますから、単体ジャンプの得点を上回るだけのGOEを取る必要が出てくるわけです」(スポーツライター)

 羽生選手のファンにとっては、彼の完璧な演技がより正しく、高く評価されるのは喜ばしいこと。ぜひとも五輪後も新ルールのもと、記録の更新を狙い続けてほしいものだ。

(芝公子)

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