営業時間たった2時間半 / 究極のシンプルを誇るラーメン屋ふくぼく / クリスタルの如く透明な澄まし麺 (2/3ページ)

東京メインディッシュ

自己主張しないことが、自己主張に繋がっているこのラーメン、その味、まさにエレガンスでデリケート。シンプルなものほどネガティヴな要素を隠しにくくなるものだが、このラーメン、シンプルなのに隠すネガティヴ要素など存在しなかった。

・塩気とともに昆布とかつお
食べた瞬間に広がるのは、ほのかな塩気。その塩気が絶妙な濃度でスープに溶け込んでいるため、ダシの旨味をかき消すことなく波に乗せて運ぶ。そう、塩気とともに昆布とかつおの控えめな旨味がじわじわと染み渡る。余計な物がないという事は、こういう事なのだ。

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・お好みのタイミングで具を投入
多数の食材を組み合わせて紡ぎ、最良の着地点を編むラーメンも素晴らしいが、究極のシンプルさと「そぎ落とし」を実行したラーメンもまた素晴らしい。迷いなきラーメン道の奥の奥にあったのは、澄んだ泉であった。

「具が欲しいな」という人もいる事だろう。

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