【医師監修】いぼ痔は自力で治せる? 原因と自宅でできる治療 (2/2ページ)
食生活や生活習慣を改善しましょう。特に、慢性便秘や下痢をするときのいきみを改善してください。
◇ステージ2排便時に内痔核が脱出しますが、自然に戻ります。ステージ1の治療に加え、いぼ痔用の軟膏や坐剤を使用しましょう。
◇ステージ3排便時に内痔核が脱出し、手で戻す必要がある状態です。病院での治療が必要になります。
◇ステージ4排便時以外も常に脱出している状態。入院して、治療しましょう。最近は、女医の先生も増えてきているので、男性の医師だと恥ずかしいと思う人は、前もってネットで調べて、女医の先生が外来をしているクリニックを受診するといいかもしれません。
■いぼ痔は自力で治せる?前述のステージ゙の度合いによります。ステージ1、2では自力で治療することが可能です。しかし、ステージ3,4では、直腸肛門の専門医の診察と治療が必要となります。判断基準として、排便時の肛門付近の違和感や残便感に加え、内痔核が肛門の外に出て、毎回指で押し入れる必要があるかチェックしてみましょう。
■自宅でできるいぼ痔のケアって? (1)いきみを改善する40代の場合、まずは直腸・大腸の悪性腫瘍がないことを確認することが前提です。そしてステージ1、2のいぼ核は、基本的に慢性便秘症(慢性の下痢でも)に伴う「いきみ」を改善することが非常に大事なポイントでしょう。トイレでの滞在時間(特にいきみ時間)を短くすることが大切です。
(2)食物繊維を摂取する硬便であれば、食物繊維(水溶性不溶性食物繊維のバランスを考慮し)や水分を多く摂りましょう。ウサギのうんこのようなコロコロした形状の便から、熟成したバナナのように「いきまず」にする~っと出る便の形状になっていれば、硬便が改善されてきた証拠です。
(3)エクササイズをする市販の下剤に頼りすぎず、規則正しい食生活と、腸の自律運動を高めるエクササイズを毎日実行しましょう。
(4)排便時の姿勢を意識する意外と知られていないのが、トイレでの排便姿勢。理想はスクワットの姿勢です。ただ、和式トイレは、その姿勢がとれていましたが、現代は洋式トイレが普及しているので、難しいです。なので、洋式トイレでの排便は、ロダンの「考える人」のように、やや”前傾姿勢”の排便姿勢をとることがオススメ。直腸と肛門管の角度が比較的まっすぐになり、排便が容易になると言われています。
■まとめステージ3、4になると、日常生活に支障をきたす恐れがあります。いぼ痔が重症化する前に、排便時の姿勢やいきみに気をつけるなど、日ごろの予防ケアを心がけるといいかもしれませんね。
(監修:加藤淳)
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