安倍晋三首相は2017年4月27日夜（日本時間）、ロシア・モスクワのクレムリン（大統領府）でプーチン大統領と会談した。約3時間で通訳だけを入れた1対1の場も設けられ、北方領土を中心に意見交換を行ったとみられる。

モスクワで首脳会談が行われるのと時を同じくして、ここ日本でその行く末を見守っていた者（？）がいる。北方領土問題対策協会のイメージキャラクター「北方領土エリカちゃん」だ。

今日と明日は安倍総理とプーチン大統領との日露首脳会談だピィ！進展に期待してるっピぃ！
- 北方領土エリカちゃん (@hoppou_erika) 2017年4月27日

「北方領土エリカちゃん」は2008年、内閣府が政府広報の一環で制作したフラッシュコンテンツで初登場した。その名は、北方領土の周辺に生息する海鳥「エトピリカ」に由来する。2013年春にツイッターの公式アカウント、同年7月に着ぐるみが作られており、各地のイベントなどで領土問題を説明している。