ファンならずとも必見!チェコ・プラハで訪れたいミュシャゆかりの観光スポット3選 (1/3ページ)
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ムハ
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ミュシャ美術館
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アルフォンス・ミュシャ
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ミュシャ
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聖ヴィート大聖堂
東京・国立新美術館で「ミュシャ展」が開催されるなど、日本でも高い人気を誇るアルフォンス・ミュシャ(ムハ)。
現在のチェコ、オーストリア帝国領モラヴィアに生まれ、アールヌーヴォーを代表する芸術家として、パリ、ニューヨーク、プラハなど各地で活躍しました。日本で一般に用いられる「ミュシャ」という表記は、フランス語式の読み方で、チェコ語では「ムハ」と発音されます。
国際的に活躍しながらも、祖国に対する強い想いを持っていたミュシャ。チェコの首都・プラハには、ミュシャの想いが詰まった3つのスポットがあります。
・聖ヴィート大聖堂
聖ヴィート大聖堂は、プラハのシンボルであり、世界最古で最大の城・プラハ城を代表する建造物。奥行き124メートル、幅60メートルの壮大な大聖堂で、ゴシック様式の傑作として知られています。
930年に建てられた「ロトンダ」と呼ばれる簡素な円筒型の教会がその起源で、14世紀のカレル4世の時代に現在の威容に改築する工事が始められました。最終的な完成を見たのは、なんと20世紀に入ってからのこと。
それだけに、壮麗な外観のみならず、芸術品で埋め尽くされた内部も見ごたえ抜群。とりわけ有名なのが、ミュシャが手掛けたステンドグラスです。
ひと目見ただけで吸い込まれてしまうような、神秘的で絶妙な色彩のステンドグラス。
中央には、赤い服を着た10世紀のボヘミア王であり、チェコの守護聖人である聖ヴァツラフとその祖母である聖リュドミラが置かれています。少年の姿で描かれている聖ヴァツラフは、ミュシャの息子・イジーがモデルなのだとか。
聖ヴァツラフと聖リュドミラの周囲には、スラブ圏にキリスト教をもたらし、スラブ言語による布教に努めた聖ツィリルと聖メトディウス兄弟の生涯が描かれています。
ミュシャのチェコ人としての誇りを感じさせる、スラブ色にあふれたユニークなステンドグラスですね。