石柱の彫刻から1万3,000年前の彗星の衝突によって気候が変化し最初の文明が生まれた可能性(英研究) (1/3ページ)

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石柱の彫刻から1万3,000年前の彗星の衝突によって気候が変化し最初の文明が生まれた可能性(英研究)
石柱の彫刻から1万3,000年前の彗星の衝突によって気候が変化し最初の文明が生まれた可能性(英研究)

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 トルコの遺跡で発見された石柱の彫刻から、1万3,000年前に彗星が衝突し、ミニ氷河期を到来させたことがほぼ明らかになったそうだ。これは人類最初の文明の興りにつながっている。

 トルコ南部のギョベクリ・テペという紀元前9,000年頃のものと考えられる世界最古の寺院跡には、バルチャーストーンと呼ばれる石柱がある。そこに刻まれた彫刻は、いくつもの彗星の破片が地球に衝突したことを示しているという。

 英エディンバラ大学の研究チームは、彫刻されている動物を星座のシンボルであると解釈し、コンピューター解析でその配置パターンに一致する時代を探したところ、紀元前10,950年のそれと一致した。

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・バルチャーストーンの石柱
 グリーンランドの氷核からは、新ドリアス期が紀元前10,890年に始まったことが判明しており、石柱に刻まれた時代とぴったり一致する。

 新ドリアス期における急激な気温の低下が、隕石に起因するものであるかどうかについては長年の議論があった。この時期は、農業が始まり、最初の新石器時代文明が登場していることから、人類史において重要な期間であったとみなされている。

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・彗星衝突の影響が刻まれる石柱
 彗星衝突以前、中東には広い範囲で大麦と小麦が自生しており、人類はここに定住するようになった。しかし衝突により気温が低下したために、狩猟採集民は作物を育てる何らかの方法を編み出す必要に迫られた。
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