今、流行のダウンサイジング・ターボエンジン。その魅力を徹底分析! (3/4ページ)

イキなクルマで

成功した要因のもうひとつに、トヨタが本気でダウンサイジングエンジンを主役にすることを決めた側面もあります。

ユーザーの高齢化が進むクラウンシリーズにおいて、若い層に乗ってもらうためにもターボというアイテムが合致し、一気にスポーティなイメージを作り上げたのです。

また、400万円近い高額車なのでターボのコストも償却できたことで、日本国内において低価格車よりもダウンサイジングがスムーズに行えるという前例が造られました。

■ホンダ・ステップワゴンの場合:良いものを分かってくれないジレンマ

ステップワゴンG 車両本体価格:228万8000円~ JC08モード燃費:17.0km/L

ステップワゴンG(先代モデル) 車両本体価格:218万8000円~ JC08モード燃費:15.0km/L

これまで同クラス多種と同じく直列4気筒の2.0Lエンジンを採用してきたステップワゴンは、モデルチェンジを機に、1.5Lのダウンサイジングターボを全車に採用し、世間を驚かせてくれました。

「VTEC TURBO」エンジンは、連続可変バルブタイミング・コントロール機構などの採用によって低回転域でのターボ効果を向上させ、2.0Lエンジンを上回る 118PS、203N・m という動力性能を発生し、CVTも小排気量ターボエンジンに合わせて新開発され、燃費性能と共に街中での走行性能も高めています。

特別なモデルだけではなく、全車を1.5Lターボにしてしまったのです。理由は、燃費を追いかけてハイブリッド化することによる価格の上昇を回避することと、2.0Lエンジンより低燃費でトルクもあることで重量のあるミニバンには最適なパワーユニットであること。そして、1.5L以下クラスであるために、2.0L車より自動車税が安く経済的であることです。

しかも、2.0L時代と変わらぬ価格設定としたことで、国内で販売される1.5Lターボ車の中では最多の販売台数を誇ります。

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