オスマン帝国のモスクだった教会!ハンガリー・ブダペストのマーチャーシュ聖堂に感動! (3/4ページ)

GOTRIP!

西洋の教会で見るフレスコ画は、聖書の有名な場面や天使の絵などが描かれた物が多いですが、唐草模様や幾何学的な柄が描かれており、東洋的な美しさも持ち合わせています。

2階は博物館になっており、宝物のレプリカやカラフルな屋根の一部が展示されています。

博物館から1階へ降りる階段には、伝説的な美貌を持ち自立した女性として有名なオーストリア皇后エリザベートの像があります。彼女はハンガリーを気に入り、長期的に滞在していました。

当時、独立運動が行われていたハンガリーに関心を持ったエリザベートは、夫であるオーストリア皇帝のフランツ・ヨーゼフに働きかけ、のち自治権が与えられ「ハンガリー・オーストリア帝国」の二重国家となりました。エリザベートは今でもハンガリー国民に絶大な人気を誇ります。

さて、マーチャーシュ聖堂には、不思議な言い伝えがある事をご存知ですか?

17世紀にオーストリアのハプスブルク帝国を中心とした連合国軍がブダペストへ侵攻し、マーチャーシュ聖堂の壁を砲撃したところ、壁の中に隠されていたマリア像が姿を現しました。

当時、モスクと化した聖堂内で祈りを捧げていたオスマンの兵士たちは、驚きのあまり士気がさがり、オーストリア側の勝利に繋がったと言われています。

「オスマン帝国のモスクだった教会!ハンガリー・ブダペストのマーチャーシュ聖堂に感動!」のページです。デイリーニュースオンラインは、ヨーロッパ街歩き教会女子旅ブダペストハンガリーカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る