過労やストレスで咳が止まらない!?「大人喘息」の原因と予防対策 (1/4ページ)
喘息というと子どもの病気、というイメージが強いような気がしますが、実は成人後に発症する「大人喘息」もあるようです。
大人喘息は、小児喘息とどんな違いがあるのでしょうか?また、発症しやすいタイプや傾向は?
今回は、大人喘息について、原因から治療・予防法まで、詳しく医師に解説していただきました。
大人喘息(ぜんそく)とは

気管支喘息は、アレルギー体質など気道が過敏になる体質がある方に起こる病気で、発作的に咳が出る・呼吸するとヒューヒュー音がする・息が苦しくなるといった症状が起こります。
風邪を引いたなどの体調の変化から発作を起こし、人工呼吸器をつけても十分に酸素を吸い込めず、窒息死する人もいます。
日本でも年間2000人程度が喘息のため死亡しています。患者の6割は大人で、小児期の喘息が治っていないのではなく、ほとんどは大人になってから発症しています。
子供のうち小児喘息を持っているのは4%、20代だと3%、40代だと2%程度です。成人後に喘息になった場合を、分かりやすく「大人喘息」「成人喘息」と呼ぶことがあります。
喘息の原因

喘息では気道が過敏になり、気道に炎症が起こります。気管支の壁で起こった炎症によって、気管支の壁を締め付けている筋肉が分厚くなり、硬い殻で包まれたようになってしまいます。