早産・流産リスクもある「バセドウ病」 妊娠前後の注意点を解説 (1/4ページ)
女性に多いとされる
バセドウ病 。甲状腺ホルモンの異常によるものですが、妊娠に非常に大きな影響を与えることをご存知でしたでしょうか?
バセドウ病で妊娠を望む場合の、リスクや治療内容について詳しく解説いたします。
バセドウ病とは

バセドウ病とは、簡単にいえば甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気です。甲状腺は喉のやや下部分、気管の目の前あたりにあり、体の代謝を正常に保つために非常に重要な役割を持っています。
しかし、ホルモンが必要以上に作られてしまうと、代謝が異常になり、少し動いただけで全身から汗が噴き出てきたり、ちゃんと食事をしているはずなのに異常に体重が減ってしまったりします。
生理不順やそもそも生理が来なくなったという症状も多いです。
20代・30代の女性に特に多く見られ、男性と比較すると4〜5倍の罹患率となります。実はそれほど珍しくはない病気なのです。
しかしバセドウ病は妊娠に非常に大きな影響を与えるため、しっかりと治療しなければなりません。
バセドウ病の原因

バセドウ病の原因は、免疫システムの異常です。本来免疫というのは外部から侵入してきた細菌やウイルスを攻撃し、体を守るために働いてくれています。
ところが、まれに何らかの理由で自分自身の体を攻撃してしまう抗体が作り出されてしまうことがあり、その抗体が甲状腺を刺激し続けてしまうのがバセドウ病の原因となります。
なぜそのような抗体が作られてしまうのかは、いまだに原因が明らかにされていません。