高位破水はなぜ気づきにくい?見分け方と胎児に伴うリスクについて (2/5ページ)
37週に至っていれば、破水後24時間経っても陣痛がつかなければ陣痛誘発剤を使用したり帝王切開して胎児を出せばいいのですが、37週未満で破水してしまうと、感染予防という視点からは胎児を早く出してしまいたいし、胎児の成熟を待つという点では一日でも長く子宮内にいてほしいし、という葛藤が生じるのです。
母体の頻脈や発熱、血液中の炎症反応の上昇など感染のサインがあれば、胎児を出さざるを得ず、早産となります。 低位破水と高位破水

低位破水
卵膜が子宮口付近で破れた破水です。
高位破水
子宮口から離れた部位で破れたと思われる破水です。内診で子宮口を観察し、子宮口にまだ卵膜があるのに破水が起こっている場合、高位破水という診断になります。具体的にどこで卵膜が破れているかは、超音波検査(エコー)で見ても分かりません。
出てくる羊水の量が少ないため、一般的な破水のイメージ(ぷちっと何かが破れる感じがあって、勢いよく水が出てくる)とは異なり、尿漏れかな?と思うこともあるようで、自分で高位破水と気づくことが難しいようです。 破水の診断

破水しているかどうかの診断は、膣の中の液を取り、検査キットで調べることで分かります。
水のようなおりものが出たが、尿漏れなのか、風呂の水などが膣に入って出てきただけなのか、破水なのかよく分からないという場合、羊水にしか含まれない成分を検出するキットがありますので、数分で破水かどうか分かります。