【日本人初】インディ500を制した男、佐藤琢磨ってどんなドライバー? (1/4ページ)

イキなクルマで

【日本人初】インディ500を制した男、佐藤琢磨ってどんなドライバー?
【日本人初】インディ500を制した男、佐藤琢磨ってどんなドライバー?

1911年から開催されている伝統あるレース、インディ500。101回目のウィナーとなったのは、何と日本の佐藤琢磨でした。この衝撃は普段モータースポーツを報じないメディアでも大きく取り上げられることになり、彼は一躍「時の人」となりました。今回はそんなレーシングドライバーである佐藤琢磨をフィーチャーし、これまでの経歴などを見ていくことにしましょう。偉大なレースを制するまで、彼はどんなドライバー人生を歩んできたのでしょうか。

■運命を決定づけた、少年の日の出来事

"My journey started in 1987. I was crazy about the car and knew nothing about the racing." - @TakumaSatoRacer on his racing dream. #Indy500 pic.twitter.com/fC6G0xNpID

— Andretti Autosport (@FollowAndretti) 2017年5月30日

佐藤琢磨は1977年1月28日、東京新宿区にて生まれます。ごく普通の家庭で育った琢磨少年でしたが、小学生の時に見たある出来事でその後の人生が決定づけられることになります。それは1987年に鈴鹿サーキットで初開催された、F1日本GPでした。そのスピード、エンジンの唸り、タイヤの匂い…好奇心旺盛な年ごろの少年の心を惹きつけるには十分過ぎるものだったのでしょう。特に琢磨少年を夢中にしたのが、ロータスに所属していた若き日のアイルトン・セナでした。この日のセナは優勝こそ逃しました(優勝はフェラーリのゲルハルト・ベルガ―)が、粘りの走りで2位入賞。これに感動した琢磨少年は、いつか自分もモーターレーシングの道に進んでみたいという大きな憧れを抱くのです。

■キャリアスタートは、自転車から

とはいえ、ごく普通の家庭でモータースポーツの世界に飛び込むのは困難を極めることです。そこで琢磨は中学に進学し、陸上部に入部。肌でスピードの世界を感じることからスタートします。そして高校生になってからは自転車競技の世界に出会い、地元のサイクルスポーツ店「たかだフレンド」のクラブに参加。

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