トヨタ・カムリが待望のフルモデルチェンジ!これまでのイメージを一新した内容に迫る (5/5ページ)

イキなクルマで

近年の自動車の売り上げの動向では、SUV ブームで、どちらかといえばセダン人気は下火傾向にあります。そんな中で、トヨタ自動車も、セダンの車種を複数持っていても仕方がないというのが理由の一つ、そしてもう一つは、チャネルの統合を目指しているのでは、という目測もたちます。チャネルの統合については、ひとまずはおいておくとしても、併売車種が増えてきた昨今、カムリ、MARK X、SAIという三車種を抱えることは、リスクがあるといえるでしょう。加えて、レクサスの方を見れば、HSは廃止、GSはフルモデルの計画が頓挫といううわさもあります。これは、カムリのレクサス版であるESの日本導入への布石とも言えなくはないのでしょうか。おそらくは、トヨタブランドではカムリ、レクサスブランドではESという、二車種に絞ることで、コストを削減するとともに、FFモデルを一般化させることで、居住性を確保し、さらにはSUVとのプラットフォームの共通化もゆくゆくは視野に入れているとも、見ることができるかもしれません。

■カムリであって、カムリじゃない

いかがでしたでしょうか。今回のカムリのフルモデルチェンジはカムリという原型を保ちつつも、その走行性能やデザインは全く新しいパラダイムを志向するものとなっています。 その背景にはおそらく、マークXの廃止やSAIの廃止の噂も関係があるかもしれません。今回のカムリの併売化は、それらのミドルクラスセダンの統合を意味するものとも受け取ることができます。

カムリは北米では圧倒的な売れ行きを示していますから、早晩このカムリが代表的FFセダンとしてトヨタを背負って立つ日が来るかもしれません。そして今回のフルモデルチェンジはそれを予感させるのに十分であるといえましょう。

今回のカムリのフルモデルチェンジにおける志向の変化は、今後のトヨタの方向性を世界に示すものであるのです。

キーワードはやはりTNGAプラットフォームの採用における、車の原点である「走行性能への回帰」であるといえるでしょう。そしてそのトヨタの今後の方向性を示す金字塔が、今年のカムリのフルモデルチェンジであると将来いわれる日が訪れるかもしれません。

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