【イマドキ女子のパラキャリ準備室】vol.01~社長と大手企業正社員、25歳で二つの顔を手に入れた経緯は?~「ハピキラFACTORY」代表取締役&ソニー株式会社 正能 茉優さん (2/4ページ)

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しかし、まちを活性化するには、都市計画以外にもやるべきことがあるのではと考えた正能さん。そんな意見を町長に話し、小布施を舞台に日本の未来を考え、プロトタイプする「小布施若者会議」を企画しました。

2012年には全国から240人の学生を招いて会議を開催し、見事成功。会議は今年で5回目を迎え、現在では全国9市町村でも展開されています。



しかし、正能さんはそこであることに気付きました。

「会議には女の子の参加者が圧倒的に少なかったんです。どうしたら女の子が地方に興味を持ってくれるのかと考えた結果、女の子が好きな“かわいい”を入り口にすることを思いつきました」

そして「“かわいい“を入り口に、地方を元気にする」というコンセプトのもと、地方特産品等を女性目線でプロデュースする『ハピキラFACTORY』を立ち上げました。


起業後初のミッションは、2,000個の和菓子を完売させること

正能さんが一番最初に手がけたのは、小布施堂という和菓子店の商品を若い女性に売ることでした。

「小布施堂の商品はすごくおいしいのに、パッケージがあまり若い女性向けじゃなかったんです。しかも、買う機会もなかなかない。そこで、新しいパッケージを考案し、バレンタインギフトとして販売することにしました。

ところが、本当は100個の新パッケージを発注するつもりだったのに、業者から2,000個からしか作れないと言われて。当時の私は、ロットという概念を知らなかったんです。きっと売れるかなと思い、結局2,000個発注してしまいました(笑)」





2,000個の和菓子を完売させるため、正能さんは渋谷のデパートの中にオリジナルショップを開設。

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