世界遺産も!意外に知らない、あの音楽隊が憧れたドイツのブレーメンってどんな街? (1/5ページ)

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世界遺産も!意外に知らない、あの音楽隊が憧れたドイツのブレーメンってどんな街?

「ブレーメンの音楽隊を知っている?」と聞かれれば、ほとんどの人が「知っている」あるいは「聞いたことがある」と答えるでしょう。

「ブレーメンの音楽隊」はグリム童話の一編で、人間に虐げられたロバ、イヌ、ネコ、ニワトリがブレーメンに行って音楽隊になろうと考え、力を合わせて新しい生活を切り拓いていく物語。

ところが、この物語の知名度とは裏腹に、ブレーメンの街について具体的に知っている人はあまりいないのでしょうか。かくいう筆者も、ドイツで暮らすようになるまで、ブレーメンの街について具体的な印象や知識は持ち合わせていませんでした。

ドイツに行ったことがない人でも、その名前を知っていながら、実際のところどんな場所なのかはあまり知られていない、ブレーメンの街。いったいどんなところなのか見てみましょう。

メルヘン街道の終着点であるブレーメンは、14世紀にハンザ同盟に加盟し、交易都市として繁栄しました。中世の自由ハンザ都市の称号は今日まで受け継がれており、現在もブレーメン州の正式名称は「自由ハンザ都市ブレーメン」なのです。

・市庁舎

観光の対象となる見どころが集中するのは、旧市街。その中心がマルクト広場です。マルクト広場周辺には、石造りやレンガ造りの歴史的建造物が並んでいて、北ドイツらしい重厚な街並みが広がっています。

なかでも目を引くのが、1405年から1410年にかけて建てられた市庁舎。北ドイツで最も重要な建築物のひとつであり、ドイツでも有数の美しさを誇るこの市庁舎は、世界遺産に登録されています。

全体としてはゴシック様式の建物ですが、マルクト広場に面した正面部分は、200年後に北ドイツ特有のヴェーザー・ルネッサンス様式で増築されたもの。

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