「ランエボ」復活!?最強のラリーウェポンの伝説を改めて振り返る (5/5ページ)
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解説
2007年にギャランフォルティスをベースとして誕生したランエボが「エボⅩ」です。エクステリアのデザインは、その年のデトロイトショーでアンヴェールされた「Prototype-X」ほぼそのもの。エンジンは4B11型となり、280馬力を発生しました(2008年に行われたマイナーチェンジで300馬力へとパワーアップ)。トランスミッションはコンベンショナルな5速マニュアルのほかに、ドイツのゲトラグ社と共同開発した「ツインクラッチSST」が選択できました。ほぼ毎年のようにアップデートを重ねてきたエボⅩでしたが、2015年に三菱はランエボの生産終了を発表。これに伴い発売された限定車が「ランサーエボリューション ファイナルエディション」です。車名に「Ⅹ」が付かないのは、ランサーエボリューションシリーズそのものにピリオドが打たれるということを意味しています。ナトリウム封入エキゾーストバルブを採用することにより、最高出力は313馬力にアップ。また、通常オプション扱いとなるハイパフォーマンスパッケージが標準装備されています。
■やはりクルマは、ライバルがいるから面白い2016年4月、三菱はランサーエボリューションの販売を終了します。それは世間を騒がせた燃費不正問題の陰に隠れ、あまりにもひっそりとした幕引きでした。WRCというスポーツを日本に広く認知させ、多くの勝利を刻んだその功績はあまりにも大きいものです。三菱社内にも多くのファンがいるというランエボ。その復活ともなれば、社員のモチベーションアップにも必ず役に立つことでしょう。かつて「スポーツは、ライバルがいるから面白い」という三菱の名コピーがありましたが、ランエボにもスバル・WRXというかけがえのないライバルがいます。WRXが進化するためにも、ランエボは必要な存在なのです。現在三菱の会長を務めるカルロス・ゴーン氏が日産でGT-Rを見事に復活させたように、ランエボも華麗なる復活を遂げてほしいものですね。
【関連項目】
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