「ランエボ」復活!?最強のラリーウェポンの伝説を改めて振り返る (4/5ページ)

イキなクルマで

ストリートチューンにおいても、この恩恵は十分以上に享受することができました。エンジンパワーは依然280馬力のままでしたが、トルクは39キロまで高められており加速性能が大幅にアップ。新開発のACD(アクティブセンターディファレンシャル)はAYCと統合制御することにより、前後左右のトルク配分を制御することが可能になりました。2002年にはATモデル「GT-A」を追加。イージードライブとスポーツドライビングを高い次元で両立したのです。

■ついに6速化を果たした「エボⅧ」

ダイムラー・クライスラーから移籍したデザイナー、オリビエ・ブーレイの提唱するデザインアイデンティティを取り入れたフロントマスクが印象的なランエボがエボⅧです。もちろん変わったのはデザインだけでなく、トルクはついに40キロにアップ。これに対応すべく、トランスミッションが6速マニュアルに変更されました。AYCも進化し、左右トルクの移動量を2倍とした「スーパーAYC」を搭載。このスーパーAYCの評価は高く、旋回性能でライバルを超えたとさえいわれました。2004年、このエボⅧをさらに熟成させた「MR」を発売。三菱のスポーツモデル伝統のネーミングが冠されたこのクルマは、国産車初となるアルミルーフパネルを採用。このほかにもビルシュタイン製ダンパーの採用や、40.8キロまでトルクが高められたエンジンなどがトピックです。

■多彩な顔を持つ「エボⅨ」

4G63型エンジンを搭載する最後のランエボとして有名なのが、エボⅨです。このエボⅨでの注目点はエンジンで、ランエボに搭載されるエンジンとしては初めてMIVEC(連続可変バルブタイミング機構)が採用されました。ターボのコンプレッサーホイールにマグネシウム合金を採用することにより、低回転域でのトルクとレスポンスアップがはかられたのが改良点です。このエボⅨはラインナップが充実しているのが特徴で、従来の「GSR」「RS」に加えて「GT」を設定。またワゴンボディの「ランサー エボリューションワゴン」や、エボⅧに続いてさらに走りの性能に磨きをかけた「MR」も用意されました。

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