貧困に耐えかねて家出をしようと警察に相談した少年。その少年と絆を結んだ警察官の物語 (1/4ページ)

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貧困に耐えかねて家出をしようと警察に相談した少年。その少年と絆を結んだ警察官の物語
貧困に耐えかねて家出をしようと警察に相談した少年。その少年と絆を結んだ警察官の物語

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 アメリカのサウスカロライナ州で、家出をしようと試みた少年がいる。

 

 その少年が家出に思い立った直接の原因は貧しさだった。アメリカの所得格差、貧富の差はきわめて大きい。彼の部屋にはまともな家具がなく、空気が漏れるエアーマットをベッドにしており、常に体中の節々が痛い。

 お金に余裕がなければ気持ちに余裕も生まれない。経済的困難に陥っている母親と激しく言い争い、家から逃げ出そうとした。そのことを相談するために少年は警察に電話をした。

 その事情を知った警官は彼を見過ごすことができなくなった。警官としてではなく、一人の人間として彼を支えようと決心する。



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You gotta see this: Police officer goes beyond duty・警察に家出したいと訴える少年の事情
 2014年のある日、サウスカロライナ州サムターに住む13歳のキャメロン・シモンズくんは警察に電話をかけた。それを受けたのは警察官のガエターノ・アチェッラさんだった。

 

 キャメロンくんが思いつめた様子で家から逃げたいと訴えた。アチェッラさんはすぐに彼の自宅に急行したという。

 親身になってキャメロンくんの話を聞き、以来アチェッラさんは彼の相談にのるようになった。
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