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Japaaan

応援したい!幕府にも献上された幻の染め物「高砂染」を復刻するプロジェクトがスタート

失われた幻の染め物「高砂染」を再興するプロジェクトが始動、クラウドファンディングがスタートしました。

400年の歴史を持つ高砂染は、姫路藩内の名勝「高砂・相生の松」をメインのモチーフとした松枝の模様の上に、「尉と姥」伝説由来の吉祥紋の型を重ねる、珍しい「ふた型染め」技法による染め物。江戸時代に姫路藩で生まれ、最盛期には幕府に献上されるほどの産業でしたが、維新後に衰退し昭和初期には産業として廃絶してしまいます。

高砂染めが絶えてから約100年が経つ今、幻の染め物を再興するプロジェクトが始動、クラウドファンディングがスタートしました。

かつて多くの染屋が軒を連ねた姫路城下は第二次大戦の戦火で焼かれたこともあり、染型の多くは失われ、現存する絹の着物は1着のみ。木綿地の古布が時折見つかることもありますが、明治以降の比較的新しいものがほとんどなのだそうです。

この写真のワンピースは、明治時代に染められた古布を尾崎家現当主の御祖母様が仕立て直したもの。

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