【プロ野球】真夏の救世主になれるか? ロジャース(阪神)ら「緊急補強の助っ人」4選手の今季成績は? (1/2ページ)
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プロ野球もまもなく後半戦を迎える。反攻に転じたいチームでは補強期限が迫り、動きも慌しくなってきた。
直近に緊急補強された“救世主候補”の4選手の今季成績、特徴を紹介しよう。
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■ロジャース(阪神、一塁手・右投右打・29歳)
原口文仁や中谷将大がもうひとつ伸びきらず、打線が湿ってきた阪神は結局、一塁手候補としてロジャースを補強。2015年にはブルワーズで86試合に出場し、打率.296(152打数45安打)、4本塁打、16打点を記録している。
大柄な体型とは裏腹にアメリカではコンパクトなバッティングを心がけていたようで、今季も3Aで打率.289(253打数73安打)、9本塁打、34打点の成績を残している。
近年の阪神は、外国人野手においてはマートン風の中距離砲を探す傾向にあるが、ロジャースも成績的には同様のタイプといえる。ただ、現状でファンが求めているのは大砲。鋭い打球に定評があり、日本ではホームランバッターを狙ってもいいかもしれない。
愛称は「パンダ」だそうが、猫寄りか熊寄りか……。
■リベロ(ヤクルト、三塁手・右投右打・29歳)
ケガ人続出のヤクルトは三塁手のリベロを補強。昨季は3Aで打率.277(415打数115安打)、19本塁打、72打点を記録した中距離砲で、今季も打率.296(206打数61安打)など、ほぼ変わらぬアベレージを見せていた。
ロジャースと同様に大砲化の期待感もあるが、ヤクルトにとって大きいのは守備力。昨季は3Aでゴールドグラブ賞を受賞しており、リベロ自身も入団発表で「守備が武器」と語っている。