タクシーの運転手になるには? 働き方と気になる年収は? (3/4ページ)

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■タクシー運転手の収入は?

会社によっては自分のペースで働くことのできるタクシー運転手ですが、収入はどのようになっているのでしょうか?

厚生労働省が公開している「平成28年賃金構造基本統計調査」の「タクシー運転者」の項を確認したところ、タクシー運転手の平均年収は以下のようになっています。

※平均年収は「きまって支給する現金給与額」を12倍し、そこに「年間賞与その他特別給与額」を加え計算

●企業規模10人以上の会社に勤めるタクシー運転手
平均年齢:58.7歳
平均勤続年数:9.4年
平均年収:330万800円

●企業規模10-99人の会社に勤めるタクシー運転手
平均年齢:60.9歳
平均勤続年数:10.3年
平均年収:281万3,500円

●企業規模100-999人の会社に勤めるタクシー運転手
平均年齢:57.5歳
平均勤続年数:8.7年
平均年収:353万1,500円

●企業規模1,000人以上の会社に勤めるタクシー運転手
平均年齢:59.4歳
平均勤続年数:12.1年
平均年収:371万900円

タクシー運転手は二種免許を取得し、タクシー会社に入ることでなれるため、第2の職業として選択する人が多いのも特徴。ですので平均年齢はかなり高めとなっています。平均年収は「1,000人以上の会社に勤めるタクシー運転手」が最も多いようですが、サラリーマンの平均年収が400万円とされていますので、それよりも低くなっていますね。

給料システムについては、「固定」と「歩合」に分かれており、自分でどちらかを選ぶという会社が多いそうです。固定の場合は月の売り上げに左右されないため安定していますが、大きく収入が上がりません。歩合は月の売り上げ次第ですので、非常に高い月もあれば、低い月も出てきますね。どちらを選ぶかも、自分の働き方次第ということでしょう。

タクシー運転手になるにはどうすればいいかについてご紹介しました。

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