水がない場所でも溺死する?子どもの「乾性溺水」の危険性と予防対策 (2/3ページ)
本当に「特にプールでおぼれる様子もなく普通に遊んで自力で元気に帰ってきたのに、昼寝中に死んでしまった」、もしくは「食事中に水を飲んでむせた後に死んでしまい、溺死と判断された」という現象についての頻度は不明であり、非常に稀なことと考えられます。 子どもの乾性溺水に注意が必要な理由

子どもは自分が水を吸い込んだのかどうか申告することができず、息苦しさなども訴えることができません。
また、気道に異物が入った時に反射的に出そうとする働きが大人より強いため、理論上は乾性溺水になりやすいと考えられます。 乾性溺水の症状は何時間後に現れる?

アメリカの事例
2008年にアメリカで10歳の少年がプールから帰宅後の昼寝中に、ベッドの上で口から泡を吹いて死亡していたというニュースがありました。
プール後、1時間程度で死亡していたということです。
通常は水を吸い込んだその場で起こることが多いと考えられますが、プールで肺内に吸い込んだ水が移動し、気道の敏感な部分に触れた時点で気道のけいれんが起こるというような場合を考えれば、水に接した後数時間後に起こる可能性もあるとは言えます。 乾性溺水かどうか見極める方法

水に接した時に、以下のようないつもと違う様子があれば疑ってもよいかもしれません。