水がない場所でも溺死する?子どもの「乾性溺水」の危険性と予防対策 (3/3ページ)
乾性溺水を疑うサイン
・むせ込み
・咳
・顔色が悪い
・意識がもうろうとしている
・眠気を訴える
など 乾性溺水の対処法と予防法

プールや水遊び時には 大人が目を離さず、意識を失って水に浮かんでいるような場合は、 すぐに蘇生を行える体制を整えておきます。
水を吸い込んだ可能性がある場合は 救急科を受診するか、目を離さずに 呼吸状態を観察するようにします。 その他にもある水に関わる危険な症状

イマージョン シンドローム(immersion syndrome)
冷水に浸ったことで、自律神経の一つである副交感神経が過剰に働いて心停止を起こす状態のことです。
「いきなり冷たい水に入ると心臓が止まる」と言われ、プールに入る前に足だけ水に付けたり、胸に少量の水をかけたりということをしたことがあるかもしれませんが、イマージョン シンドロームを防ぐためのものです。
二次溺水
乾性溺水と同じく稀な例ですが、二次溺水と呼ばれる現象があります。
溺水後に一旦肺から水が出て行って呼吸困難などの症状がなくなったものの、数日後に再度肺に水が溜まり肺水腫や肺炎を起こすことがあるとされています。 最後に医師から一言

「ベッドの上で溺死することがありうる」というのは衝撃的な情報ですが、実際には非常に稀であると考えられます。
しかし学校や幼稚園、保育園のプールでも毎年死亡を含む事故が起きていますので、十分な監視体制の下で行う必要があります。
(監修:Doctors Me 医師)