【ニッポンの絶景】日本三名橋のひとつ山口県岩国市の錦帯橋 (1/4ページ)
日本には木造の橋としては世界最大級とも言える橋があります。
それが山口県岩国市にある錦帯橋です。
近くにある広島県の世界遺産である宮島と一緒に楽しめるため、多くの観光客が訪れるスポットになっています。
今回は山口県岩国市が世界に誇る橋、錦帯橋をご紹介しましょう。
1600年、関ヶ原の戦いで破れ岩国に移封された岩国藩の初代藩主・吉川広家は、関ヶ原の戦いから8年後の1608年に、この地にある横山の山頂に岩国城を築城します。
その岩国城のある山のふもとには、城下町が形成されていきます。その城下町を分断しているのが、錦帯橋がかけられた川、錦川です。
かつて錦川は暴れ川とも呼ばれるほど氾濫を繰り返しており、川に架けられた橋を落とすことで有名でした。
橋が落ちる事で城下町はたびたび分断され、城下町の生活にも深刻な影響が起きていました。
1673年、第3代藩主・吉川広嘉は、とうとう錦川に流れない橋を架けることを決意し、これまでの技術の応用ができない、前代未聞の橋を錦川に架ける事になります。
それが、日本三名橋や日本三大奇橋に指定されている、岩国市の錦帯橋です。

5連のアーチからなるこの橋は、全長193.3メートル、幅員5.0メートルで、主要構造部は継手や仕口といった組木の技術によって釘は1本も使わずに造られています。