独特の世界、コペンハーゲンにあるヒッピーの楽園「クリスチャニア」に潜入してみた (2/5ページ)

GOTRIP!

強力な自治権をもち、独自の国旗や国歌までが制定されているクリスチャニアでは、住民たちは独自のルールを守って共存しています。そのルールとは、「暴力禁止」「武器の持ち込み禁止」「車の乗り入れ禁止」「ハードドラッグ禁止」など9項目。

2004年までは、「Pusher Street 」と呼ばれる有名な通りで、大麻が常設屋台で公然と売り買いされていたといいます。そうした商売は現在も完全になくなったわけではなく、筆者が訪れた際も、たくさんの「葉っぱ」が売り買いされていて、喫煙者からは、タバコとは違う独特の煙の臭いが漂っていました。

1971年にクリスチャニアが誕生した当時、デンマーク政府は「社会的実験」としてこのコミュニティを認めていましたが、一時は両者が激しい対立を繰り広げたこともありました。現在は、一定の制限や監視のもとにこの特殊なコミュニティが存続しています。

クリスチャニアを歩くと目に飛び込んでくるのが、さまざまなストリートアート。ここでは落書きは自由で、クリエイティブなアートや、ヒッピー精神を表したアートがあちこちに散りばめられています。

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