独特の世界、コペンハーゲンにあるヒッピーの楽園「クリスチャニア」に潜入してみた (4/5ページ)
ここの住民たちは、自分たちが「普通でないこと」を主張し、それを楽しんでいるように見えます。
人々の暮らしはオープンで、家の中が丸見えでもまったく気にする様子はありません。ヨーロッパの先進国というよりも、アジアの発展途上国を彷彿とさせる光景です。
一見がらくたにしか見えないようなものを大切にしている人も多く、独特の文化が根付いているのを感じます。
クリスチャニアの人々は、自分で作れるものは自分で作る、再利用できるものは再利用する主義。通りには、住民たちが不用品を交換できるスペースも設けられています。
クリスチャニアは、ある意味で、普通であること、常識的であることを放棄した人々が、独自の価値観に誇りをもって暮らしている場所といえるでしょう。