「命の大切さ」喧伝する24時間TVの人命軽視的姿勢に糾弾の声 (1/2ページ)

まいじつ

(C)Shutterstock
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放送日まで残り1カ月を切っても誰が走るのか発表されずに注目を集めていた『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ=8月26~27日放送)のチャリティーマラソンランナーは、異例の“当日発表”されることが明らかになった。

7月30日に放送された『行列のできる法律相談所』(同)の番組終盤に、24時間テレビの総合司会を務めるフリーアナウンサーの羽鳥慎一が登場。そして、「今年の24時間テレビマラソンランナーですが…何と! 24時間テレビの当日に発表します。当日まで本人は知らされません」と明かした。これを聞いたメインパーソナリティーの『NEWS』小山慶一郎、スペシャルサポーターを務める東野幸治、宮迫博之、後藤輝基、渡部建らは一斉に「ええ~っ!」、「パニック! パニック!」などと驚きの声を挙げた。

この発表直後から、インターネット上には《健康管理の観点から無茶過ぎる》、《走っている最中に倒れたら誰が責任を取るのか》、《子供の教育によくない。突然マラソンをしろというイジメが生まれたらどうする!》などの、批判の投稿があふれる事態となった。

「事前準備無しは自殺行為」

「昨年は5月29日に落語家の林家たい平だと発表されています。24時間テレビの放送日まで十分な準備期間があり、練習と走り込みが可能でした。いままでは、本番から約3カ月前の5月中にはマラソンランナーが発表されていましたが、今年は7月に入っても発表がなく、芸能界では『誰が走るのだろうか』と話題しきりになっていました。行列ができる法律相談所の番組内で羽鳥が『みなさん当日、選ばれてもいいように走り込んでおいてください』と話していましたが、この炎天下で走る練習をすること自体が命懸けです。水分補給、医療面のバックアップは本当に準備万端なのか。

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