恥かかないように作法を意識しすぎて空虚な焼香になってしまっては本末転倒 (2/2ページ)
式場は椅子席で、昔のように足がしびれて立てなくなるということはありませんが、的確な指示でよかったと思いました。
■恥をかかまいと意識しすぎるあまり空虚な焼香にならないことが重要
焼香の回数は決まってはいますが、1回から3回、と幅を持たせている宗派もありますし、葬儀の宗派でなく、自分の宗派の作法に従うという考え方もあるようです。
葬儀に参列すると、誰しも故人や遺族に失礼にならないように、また自分が恥をかかないように、と考えるものです。自信がない時は先に焼香する人を見て、多数派に従うのも一つの方法でしょう。そして、何よりも大切なのは、可能な限り参列し、心を込めてお参りをすることだと、あらためて思いました。