地球外生命体から地球を守れ!NASAが惑星防衛官を募集中ーー年収は最大2,000万円以上・福利厚生あり (2/4ページ)
[画像を見る]
・職務内容
本職務は米国が1976年に宇宙条約を批准したことを受けて設けられた。その第9条にはこうある。
条約の当事国は、月その他の天体を含む宇宙空間の有害な汚染、及び地球外物質の導入から生ずる地球環境の悪化を避けるように月その他の天体を含む宇宙空間の研究及び探査を実施、かつ、必要な場合には、このための適当な措置を執るものとする。この条約ゆえに、いかなる宇宙関連ミッションも異星人の世界を汚染する確率が10,000分の1未満でなければならない。
「適度なレベルでしょう。極端に厳しすぎず、極端に緩すぎることもありません」(コンリー氏)
NASAの惑星防衛官がときおり世界各地の宇宙センターに出向し、そこの探査機を調査するのはこのためだ。探査機が着陸したり、通過して撮影したりする予定の手つかずの世界をうっかり汚染してしまわないかどうか確かめるのである。
例えば、米議会と大統領はNASAに木星の衛星エウロパの探査を許可した。最初のエウロパ・クリッパーはその表面をマップ化し、隠された海と居住可能性を示す手がかりを探査することが目的で、着陸はしない。
それでも墜落の可能性はある。そこで惑星防衛官がリスクを評価するのである。
また、その逆に異世界に由来するものが地球を汚染しないかどうか確かめることも大切だ。・差し迫った任務は火星調査
その可能性として、現在、最も差し迫っているのが火星である。地球と似ていることからこの赤い惑星は頻繁に目的地にされている。
かつて水で覆われており、生命を宿していたとも考えられる。ゆえに専門家は熱心に火星からサンプルを採取しては地球に持ち帰っている。