国家公務員になるには 仕事内容や試験について知ろう (3/5ページ)

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特別職以外の国家公務員は全て一般職になります。

また、国家公務員について定めたこの国家公務員法は、その一般職にのみ適用されます。ですので、よくいわれる「国家公務員法の適用される人」という説明は「国家公務員 一般職」については正しいということになります。

■国家公務員になるには?


国家公務員になるためのフローは下のようになります。


国家公務員採用試験を受験して合格

官庁訪問

内定をもらう

本採用


注意してほしいのは、国家公務員採用試験に合格してもすぐに国家公務員になれるわけではないという点です。国家公務員採用試験に合格すると「採用候補者名簿」に名前が登録され、府省はその名簿の中から採用する人を選ぶのです。


「官庁訪問ってナニ?」と思うかもしれませんが、これは就活における「面接」のようなものです。さらにいえば「各府省からの業務内容の説明会および採用面接」です。行政機関の業務内容は、外からは大まかにはわかっても、細部については説明を受けないとわかりませんね。そのため担当者は採用希望者に説明をし、面接を行うのです。


この面接は非常に重要です。あなたがその府省でどのように働きたいのか、どれほどの知識と意欲があるのかが問われますし、府省側でも採用したい人材であるのかを見極めようとします。国家公務員採用試験の点数が高いことも必要ですが、その仕事に就きたいという熱意が重要です。官庁訪問の結果、各府省から内定が出れば採用となります。

■国家公務員採用試験は難しい!


上記のとおり、国家公務員になるには、まず国家公務員採用試験に合格しないといけません。国家公務員採用試験には、主に以下の4つの試験があり、それぞれに「院卒者試験」「大卒程度試験」「高卒程度試験」といった種類があります。またそれぞれの種類で「試験区分」があります。

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