国家公務員になるには 仕事内容や試験について知ろう (4/5ページ)

学生の窓口


この試験区分はいわば専門に当たり、府省の職務内容の違いによって設けられており、例えば、総合職試験の院卒者試験であれば、行政、人間科学、工学、数理科学・物理・地球科学、化学・生物・薬学、農業科学・水産、農業農村工学、森林・自然環境という区分があります。受験者は、種類と区分に応じて受験することになります。


●国家公務員試験の主なもの
・総合職試験
主として政策の企画立案など、高度な知識・技術または経験を必要とする業務に携わる係員を採用するための試験

・一般職試験
主に、法律や政令などの執行に関わる手続きや運用などの事務処理等の業務を行う係員を採用するための試験

・専門職試験
特定の行政分野に関わる専門知識を有するかどうかを重視して行う係員の採用試験

・経験者採用試験
民間企業等で実務経験のある人を主に対象とした採用試験


また、受験資格についても異なっていますので、受験希望者はその点にも注意してください。例えば、総合職試験の大卒程度試験(平成29年度)なら、

(1)昭和62年4月2日~平成8年4月1日生まれの者
(2) 平成8年4月2日以降生まれの者で次に掲げるもの
ア 大学を卒業した者及び平成30年3月までに大学を卒業する見込みの者
イ 人事院がアに掲げる者と同等の資格があると認める者


という具合です。

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