70トンの巨体。既知の恐竜としては最大のティタノサウルスの化石が大量に発見される(アルゼンチン) (3/4ページ)

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場所忠実性(site fidelity)という概念がこのような大型動物について記録されたのは今回が初めてのことだそうだ。

 当時、湖が干ばつで干上がってしまい、6体のティタノサウルスは渇きで死んだのかもしれない。死体の腐敗臭がティラノティタンなどの肉食獣脚類を引き寄せ、死体を食い始めた。そうするうちに一部のパタゴティタン・マヨラムは泥の中に押し込められ、やがて化石となったと推測することができる。・規格外の大腿部
 発見された化石の保存状態はきわめて良好で、しかも巨大だ。その大腿骨は記録されているあらゆる大腿骨の化石の大きさを上回る。この大きさが体の大きさの上限を引き上げたであろうことは疑いない。巨体にはつきものの圧力に適応した手段を示す興味深い事例である。

 

 南アメリカ南部に最大の恐竜が生息していたのは、1億1,300万年から8,300万年前の白亜紀中期とかなり短い期間であったと推測される。この時代は珍しいほどに暖かい時代だったが、おそらくは長い首と尻尾が熱を逃がす上で有利だったようだ。

 この研究結果は『Proceedings of the Royal Society B』で発表された。

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