音や光に敏感すぎるのは病気?HSP診断で簡単セルフチェック (1/5ページ)
街中の騒音や光などの刺激に敏感に反応してしまい、知らず知らずにストレスを抱えてしまっている…。
そんな心当たりがある人は「HSP(Highly sensitive person)」の疑いがあるかもしれません。
何かの病気かもと不安になる前に、 HSPの原因やセルフチェック項目などを医師に教えていただきましたので、ぜひ参考にしてみてください。
HSP(Highly sensitive person)とは
心理学領域で注目を集めている概念で、1996年にアメリカの研究者エレイン・アーロンによって提唱されました。
アーロン氏によれば、人口の約15%は感覚刺激に敏感であり、少しの刺激でも脳が興奮してしまうため、過剰な刺激(うるさい音など)を避ける傾向があるといいます。
人間は、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚といった感覚を受け取り、脳の中で処理し、快適だとか不快だとかいう解釈をし、その刺激をより多く取り込もうとする、もしくは刺激を避けようとするといった次の行動を計画していきます。
同じ刺激が与えられても、その感覚をどう処理し、どう感じるかは人それぞれであり、また同じ人でも体調が悪いと音をうるさく感じるなど、状況によって変化します。