金持ちだから喧嘩する?ナチス発言で高須クリニック院長が民進党・有田芳生を提訴か (2/2ページ)
病院に抗議の電話が殺到したか、自身が国際問題に発展したり、少なくとも海外のネットニュースに拡散される可能性がある事を考慮したか。
これがはたして、名誉棄損に当たるのか。公共性・公益性・真実性の三要素を考えてみると、テレビ番組のスポンサーを務めているので社会的影響も大きく、公共性では当てはまるだろう。公益性は「準公人」と見なされればこれもクリア。真実性だが、過去のアメブロ、ツイッターを証拠として出されればナチス信奉は事実として認められるのではないか。
医学の進歩はナチスの政権下の元でなされ、日本もその恩恵にあずかっているというような高須氏擁護の意見も散見されるが、このような言葉を使う時は、本当に気をつけた方が良い。ホロコーストとは人類が犯した最大の罪のうちの一つである。その政権下で医学が発達したというなら、そんな医学などいらない。というより、そのような奇論を展開されると、他の真面目な医者がかわいそうだ。さぞかし迷惑だろう。
人類は、先達は、歴史に学んできた。そしてその都度過ちを正してきた。たかが約70年経つと、忘れるほど人間は愚かだったのか。そうではあるまい。
Photo by Magdalena Roeseler